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【内装工事】ゴミ分別の大切さについて

日本語,スタッフブログ

お世話になっております。
オフィスの原状回復ドットコムのYでございます。
弊社は東京池袋を中心に関東一円でLGS工事やボード工事、
クロス・床仕上げ工事など内装工事一式を手がける内装会社です。

 

先日の記事に引き続き、今回も年末が近いということで、

 

ゴミ分別の大切さについて

 

私見を述べたいと思います。

また、関連して清掃に関連する「養生」については先日更新いたしました記事
ぜひご覧ください。

 

 

 

はじめに

 

一般家庭においても、どの地域に住んでいても昨今ではゴミの分別は避けて通れない問題です。

収集先のゴミ処理施設の性能や、地域で出やすいゴミの特性にも因るかとは思われますが、
通常、「燃やせるゴミ」と「燃やせないゴミ」、「資源ゴミ」に大別できます。

では、工事現場ではどうなっているのか? また、オフィスや店舗の移転の際はどうしたらいいのか
説明いたします。

 

 

現場でのゴミ分別について

 

まず、ゴミ…廃棄物について日本では2つに大別されます。
皆さまも耳にすることが多いかと思われますが、

  • 産業廃棄物
  • 一般廃棄物

の2つです。では、産業廃棄物と一般廃棄物はどのように違うのかと申しますと

 

産業廃棄物

事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、廃棄物処理法で規定された20種類を指します。
製造業や建設業はもちろん、「事業活動に伴って生じた、20種類の品目」であれば、産業廃棄物ということになります。
例えば製造業者であれば、「製造過程で生じた廃プラスチック類」などが産業廃棄物に該当しますが、
一般的なオフィスにて、飲み物を飲んだ後のペットボトルを捨てる際は産業廃棄物にはなりません。
「事業活動に伴って生じた廃棄物」ではないためです。

 

 

一般廃棄物

今回は詳細は割愛しますが、簡単に言えば「産業廃棄物以外の廃棄物」の事を指します。
上記の例にも挙げた「飲み物を飲んだ後のペットボトルゴミ」などは一般廃棄物となります。

 

 

では、内装解体によって生じる「産業廃棄物」はどのような種類があるのでしょうか。

 

内装解体における主な産業廃棄物の種類

 

内装解体において、大まかに分別されているゴミは以下の通りです。

 

 

  1. 木くず
  2. ボードゴミ
  3. 鉄くず
  4. 混合廃棄物(通称 下ゴミ)

 

1.木くず

 

木くずはその名の通り、木材を解体・施工した際に生じるゴミです。
間仕切を司る木材や、大型の木製家具などを解体した際は
「木くず」として分類します。

 

 

2.ボードゴミ

 

ボードゴミも名前の通りですが、石膏ボード材を解体・施工した際に生じるゴミです。

ボードゴミの様子

石膏ボード解体中の様子です。天井・壁に使用されていた石膏ボードを積み上げ、以後分別し回収します。

石膏ボードは、状態が良ければ通常、再成形し再び石膏ボードとして使用されます。
その他、地盤改良材に使用されるなど再生性の高い廃棄物です。

 

3.鉄くず

 

鉄くずは内装解体工事に関してはLGS材(軽量鉄骨)を解体する時に多く生じますが、
ご想像の通りほぼ100%リサイクル可能な材料のため、しっかりと分別して回収するようにします。

 

 

4.混合廃棄物(下ゴミ)

 

混合廃棄物は、現場では「下ゴミ」「混廃」などと呼ばれ、
要するに「細かく分別できなかったその他の複合ゴミ」を指します。

分別ができていないためリサイクルできず、回収にも費用が高くなることが多いです。

各工事施工業者は、おそらく混合廃棄物を出さないよう特に解体の際は綿密に計画を立て、
分別を行っていることでしょう。
もちろん弊社でも可能な限り下ゴミを出さないよう分別に取り組んでいます。

しかし、ゴミは細かく分ければ分けるほど作業効率が落ちてしまいます。
その辺りのバランスが難しいと考えられます。

 

 

このように、改修・施工・解体すべてにおいてゴミを出す際の分別が重要なのがわかります。
解体と言えば、以前は豪快に壊すイメージが大きかったかと思いますが、
今ではもちろん安全面もありますが、壊す際は慎重に同じ材料を重点的に解体していき、
しっかりと分別していかなくてはなりません。

 

そして、内装工事や原状回復工事を依頼する際の費用を抑えるために
重要なことがあります。それは
廃棄するものをお客様自身でも可能な限り分別する」ことです。

 

もちろん、急なオフィスや店舗の移転でかなわないことはあるかと思いますが
十分な準備期間があるのであれば、ぜひとも意識していただければと思います。

 

内装解体時に発生した産業廃棄物

 

 

まとめ

 

今回は施工写真を交えて、ゴミ分別の大切さについてお話させていただきました。

社会全体にも言えることですが、やはり「再生できるものは再生し、ゴミを分別し、減らす」ことが大切です。

 

オフィスや店舗移転の際や原状回復を依頼する際、分別でお困りであったり
できるだけ費用を抑えたいとのことでしたらお気軽にお問い合わせください。
やみくもに什器を解体したりするよりも安く、効率よく完了できることがあるかもしれません。

 

その他、ご不明な点や、内装工事のご要望等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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