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内装工事の種類を事例を踏まえてご紹介!【天井編】
- 日本語,建築コラム
- 投稿日:2022年10月19日
お世話になっております。
オフィスの原状回復ドットコムのYでございます。
今回は、
内装工事の種類を事例を踏まえてご紹介!【天井編】
として、なるべくわかりやすくご紹介できればと思っております。
弊社は内装工事の中でも、特に「軽量鉄骨工事(軽天工事、軽鉄工事、LGS工事などとも呼ばれる)」や、
「ボード工事」を請け負わせていただくことが多いのですが、普段目にすることが少ないため、
「実際どのような工事が多いのか」「軽鉄・ボード工事ってもっと具体的にはどんな工事?」と、
ご想像することが難しいと思われる方も多いかと考えました。
ざっくりとした説明のまま、要約しつつご説明させていただきます。
なお、内容をコンパクトにまとめさせていただくため、今回は前編として「主に天井の施工に関係する工事」をご紹介いたします。
次回は後編として、「主に壁の施工に関係する工事の事例」でまとめてみたいと思います。
①天井ボード材の貼り替え工事
天井ボード材の貼り替えを請け負わせていただく機会は非常に多く、その理由は様々です。
- 借主が退去したため、改修工事、あるいは修繕工事を行うこととなった
- 同様の理由であるが、見た目に老朽化が発生しているため、ボードを貼り換えてほしい
- 見た目に損耗は見られないが、定期的なメンテナンスを行うためのボードの貼り替えをしてほしい
- 漏水等、外的要因でボード材に傷みが発生したため
などです。
「天井ボードの貼り替え」と一言にいってもお客様により様々な事情がおありなのがお分かりになるかと思います。
1番目の「借主が退去したため、改修工事、あるいは修繕工事を行うこととなった」については、
いわゆる原状回復工事を含みます。
原状回復工事については過去に、
オフィスの原状回復工事とは?現状回復・原状復旧と何が違うのか?
という記事や、
という記事を書かせていただきました。よろしければ併せてご覧ください。
原状回復は物件の賃貸借契約書により、「どこまでをどのように修繕し、オーナー(または、管理会社)へ返却する」かが決まっているため、
必ずしも天井ボードを貼り換えするわけではありません。
オーナー(管理会社)の意向により、前入居者の退去が完了し、次の入居者が入る前に別途、天井ボードの貼り替えを含む改修工事等を行う場合もございます。
そちらの場合、上記箇条書きの2,3番目のようなシチュエーションで依頼することも多いと言えます。
②天井点検口取付・設置(取付のための穴あけ工事)
軽鉄・ボード工事に主に携わらせていただいているためか、
天井点検口取付・設置のお見積り、ご依頼をいただくことが多いです。
点検口に関しての記事は、また近いうちに更新したいと思っておりますので
また作成できましたらこちらにリンクを貼らせていただきます。
点検口とは、一般家庭にも見られますが
配管、配線や、建物の状態を把握(メンテナンス)するために存在する、
開閉ができる開口部の事を指します。
上記のように、元より点検、メンテナンスのため天井、壁、床に既設されていますが、
新たに取付・設置が必要になるシチュエーションとしては、
- 漏水により天井ボード材に染みが発生したため、状況確認のための仮設点検口が必要になったため
- テナントオフィス・店舗を改修する際、配線などの位置が変わり、新しい箇所に点検口が必要になるため
- 間仕切新設、あるいは撤去により新しい箇所に必要になったため
などがございます。
そもそも、前述した天井ボードの貼り替えが発生した場合、点検口などの開口も行わなければならないため、
天井の改修の際は天井ボードの貼り替え、点検口の取付・設置はセットで行います。
③軽量鉄骨天井下地の施工
上記2点はあくまでもメインはボード材を貼り付けさせていただいておりましたが、
そもそも軽量鉄骨天井下地(以下、軽鉄下地と表記)の施工のお見積り・ご依頼をいただくことも多数ございます。
例を挙げさせていただきますと、
- 天井裏メンテナンスを行った際、軽鉄下地の損耗も見られたため、全体的・あるいは部分的に組みなおしてほしい
- スケルトン工事を行い、躯体のみのまっさらな状態となっていたが、新たに天井軽鉄下地を組む算段ができた
- そもそも、新築工事を行う事となったため
などがございます。
現代ではなるべく建物の躯体は残したまま内装や、損耗した箇所を補修・修繕・改修しながら活用することが多いですが、
弊社でも オフィスはもちろん店舗やマンション、アパート、あるいは一軒家など
様々な建物の軽鉄下地の施工を行ってまいりました。
多くの年数を経て行われる原状回復や、入居期間や、手入れのされていない期間が長く、メンテナンスがしばらくされていなかった建物では
下地が傷んでいることも多いです。
ボード材を剥がし、内部の状態をじっくりと確認することはなかなか難しいですが、定期的に診断されることをおすすめいたします。
もちろん、新しいオフィスや店舗、その他施設は年々新設・新築されているため、新築によるご依頼もしばしば頂戴しております。
まとめ
途中余談を挟んでしまいましたが、
今回は 内装工事の種類を事例を踏まえてご紹介!【天井工事編】 として
ご説明させていただきました。
次回は同記事の【壁工事編】を更新する予定です。
しかし、当然ながら今回ご紹介させていただきました事例(写真)の中には、天井・壁両方とも施工を行わせていただいた現場もございます。
今回は工事内容や理由にフォーカスした記事であることをご了承ください。
簡潔なまとめ
- 軽量鉄骨・ボード工事は内装の根幹部分となるため、そもそも新築の場合を除き、メンテナンスによる修繕や機能性の増加のための改修が多い
- 漏水による軽鉄下地・ボード貼替や点検口取付・設置など、部分的な工事も多い
- 天井工事だけでも様々な理由で行われている
なお、以前 工事のお見積もりをご検討中の皆様へ
という記事を作成させていただきました。
大小の工事をご検討中の皆様のご参考になれば幸いです。
オフィスの原状回復ドットコムでは、軽鉄・ボード工事を得意としております。
「スケルトン工事が終わり、新しく内装設計が決まったため軽鉄下地・ボード工事を施工できる業者を探している」
「経営しているオフィスや店舗での業態が変わったため、新しい箇所に点検口が必要になった」
など、ご相談、お見積りはお気軽にお待ちしております。
もちろん、その他内装に関するご相談、お見積りも大歓迎しておりますので、
どのような事でも一度お問い合わせしていただければと思います。
オフィスや店舗の経営者様、あるいは工事を請け負っている業者様、
個人のお客様のお問い合わせやご相談はどうぞお気軽によろしくお願いいたします。
オフィスの原状回復ドットコム
では、個人宅からマンションやオフィス、商業施設のテナント、ホテル、学校など規模を問わず、原状回復工事、内装工事を承っております。
お見積り、ご相談は是非お気軽に弊社までご連絡ください。
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