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【内装 用語解説】下がり壁とは? 垂れ壁との違いは? 役割をざっくりと解説

建築コラム,日本語

お世話になっております。

オフィスの原状回復ドットコムのYでございます。

弊社は、東京池袋を中心に関東一円でLGS工事やボード工事、
クロス・床仕上げ工事など内装工事一式を手がけています。

 

 

今回は、

 

下がり壁とは? 垂れ壁との違いは? 役割をざっくりと解説

 

というテーマでお話してみようかと思います。

 

前回、腰壁とは? どのような役割を持っているのか

というテーマで更新させていただきましたが、
今回は関連として下がり壁についてお話させていただきます。

 

内装にはちょっと疑問に思うけど、実はよくわからない という用語について、
ちょっとずつ掻い摘んで説明させていただくシリーズとなります。

気になる項目についてご覧いただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

下がり壁とは?垂れ壁との違いは?

 

 

下がり壁とは、天井から突き出ており、床まで繋がっていない壁の事を指します。

天井からの高さにもよるので一概には言えませんが、一般住宅においては天井から40~50cm程度下がっていることが多いです。

 

しかしながら、どのような目的で施工されているかによって最低限必要な高さが異なってきます。

 

そして本記事のタイトルにもございます、垂れ壁との違いですが
結論から申し上げますと、同じです。

 

下がり壁=垂れ壁 であり、どちらの名称でも呼ばれております。

 

 

 

 

下がり壁の役割

 

  1. お部屋を緩やかに区切る、間仕切となる
  2. 防火・防炎対策として
  3. インテリアのデザインとして
  4. 収納を追加するために

 

 

お部屋を緩やかに区切る、間仕切となる

 

 

リビングとダイニングに小さな下がり壁を施工し、緩やかに区切られている様子。写真acより引用

リビングとダイニングに下がり壁を施工し、緩やかな間仕切を作っています

 

 

 

日本の住宅において、面積を広く取れる住宅はそう多くありません。

そこで、下がり壁やその他の施工を行い緩やかに部屋を区切りつつ、
広々と開放的な空間をキープしながらお部屋の役割が一目でわかるように施工するのが
平成中・後期からの流れとなっているようです。

 

 

 

 

防火・防炎対策として

 

 

キッチンなど、火の気があるところとリビングや食事部屋との境に下がり壁が施工されているのを
見かけたことはないでしょうか?

あれらは「防炎壁」として、建物中に煙が充満しないように施工されています。

 

キッチンにて火災が発生した際、一酸化炭素が発生しますが、煙が上に行く性質を利用し、
下がり壁でせき止め、しばらくの間壁より外の領域に煙が行かないようにします。

ちなみに防炎壁としての基準を満たすには、天井から50cmの高さが必要です。

 

 

なお、今回は詳細について割愛させていただきますが、
キッチン周りを難燃・断熱素材にすることにより「内装制限」が解除されれば、
必ずしも防煙目的での下がり壁は必要ではなくなります

 

リフォームの際「断熱・耐火・難燃性のある施工を行い、防炎壁を撤去したい

といったご要望へは、場合や状況によりますがお応えすることができる可能性があります。

 

 

 

インテリアのデザインとして

 

 

役割1と同じく、見た目を良くするために用いられることも多いです。

高さがあまりない下がり壁であればスッキリ感を出しつつも違う部屋へと繋がっている感じを
表現できますし、
デザインとして、背の高い人であれば少し頭をぶつけてしまうほどの高さに施工される場合もあり、
洞窟の入り口のような、隠れ家感を出すために用いられることもあります。

 

「アール垂れ壁」などと呼ばれ、居酒屋の他に、住宅でも施工されます。

 

 

「アール垂れ壁」の参考画像。都内の居酒屋「くらのあかり 人形町大門通り店」にて

アール垂れ壁の参考画像です。ぐるなび「くらのあかり 人形町大門通り店」ページにて

 

 

 

 

収納を追加するために

 

 

収納ができる下がり壁

写真acより引用
カウンターキッチンとして、上部の下がり壁に収納棚を施工しています。
なお、下部の棚やコンロは腰壁に施工されています。

 

 

上記の写真はキッチン側からダイニング・リビングに向かって見ている画像ですが、
下がり壁に戸棚が設置されており、下部分と合わせて高い収納力を発揮できます。

 

なお、画像内の説明にもございますように、コンロやシンクが施工されている壁は
前回記事にて紹介した、腰壁です。

 

 

 

 

下がり壁のデメリット

 

 

  • 施工によっては圧迫感を感じてしまう
  • 後から施工した場合、照明の当たり具合に注意が必要

 

 

天井が低いお部屋の場合、防炎壁など50cm程度の天井だとしても圧迫感を感じてしまうかもしれません。

 

また、後から施工する場合、既存の照明の位置との兼ね合いで
光が当たりにくくなってしまう箇所が生じ、暗く感じてしまう可能性があります。

 

以上のように、下がり壁に限らず、新たに壁を施工する場合は、それがかえってストレスにならないか
よく検討する必要があります。

 

 

 

参考

 

 

弊社施工の、飲食店施工の様子。上部に軽量鉄骨下地が組まれており、防炎壁となります。

弊社施工の飲食店軽量鉄骨下地施工の様子。
向かって奥側が厨房側で、下の腰壁がカウンターとなります。
上部に見える鉄骨下地が、防炎壁となります。

 

 

上記は弊社施工による、飲食店の軽量鉄骨下地の施工の様子です。

 

画像部で説明させていただきましたように、カウンター部分となります。

写真上部には、防炎壁としての下がり壁を施工し、
下部分にはカウンターとしての腰壁が施工されています。

 

 

 

 

関連用語(リンク)

 

 

 

 

まとめ

 

 

以上、今回は下がり壁とは? 垂れ壁との違いは? 役割をざっくりと解説
させていただきました。

 

 

 

簡潔なまとめ

 

 

  • 下がり壁とは、天井から床まで届かず、数十センチ程度の高さ突き出した壁を指す
  • 緩やかな間仕切として、また防炎壁としての機能を持つ
  • 内装のアクセントとしても施工される
  • キッチンに施工する際は、戸棚を付けて収納力を増やすこともできる
  • 後から施工する場合は、照明の位置により暗くならないよう注意が必要

 

 

デメリットももちろんございますが、様々なメリットもありますので、
こんなものもあるんだなあと覚えていただければ幸いです。

 

 

 

オフィスの原状回復ドットコムでは、下がり壁を含む内装の施工を行っております。

「大きなリビングに子供部屋を新設したいが、どうしたらよいか」

「キッチン周りを大規模改修し、防炎壁としての下がり壁が不要になるよう施工したい」

 

など、ご相談、お見積りはお気軽にどうぞ。

 

 

 

 

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