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【内装 用語解説】腰壁とは? どのような役割を持っているのかざっくりと解説
- 日本語,建築コラム
- 投稿日:2022年07月14日
お世話になっております。
オフィスの原状回復ドットコムのYでございます。
弊社は、東京池袋を中心に関東一円でLGS工事やボード工事、
クロス・床仕上げ工事など内装工事一式を手がけています。
今回は、
腰壁とは? どのような役割を持っているのか
というテーマでお話してみようかと思います。
以前、折り上げ天井とは?メリット・デメリットと実際の施工の流れを解説
という記事をアップロードさせていただきましたが、
内装にはちょっと疑問に思うけど、実はよくわからない という用語がいくつかあるかと思います。
それらについて、ちょっとずつ掻い摘んで説明させていただくシリーズとなります。
気になる項目についてご覧いただければ幸いです。
腰壁とは
腰壁とは、通常の壁に加え、さらに人の腰の高さ程度まで別の材料や、仕上げ方にて
コーティングを施した壁を指します。
また、単純に腰ほどの高さまで施工した壁も、施工上は「腰壁」と言います。
なお、腰壁と言っても必ずしも成人の腰までの高さのみを指すわけではなく、
通常、窓枠に沿って80cm~100cm程度で施工されますが
シンク周りで水ハネを防止したい場合は高めに設置したり、
和室では60cm程度で施工されるなど、その高さは様々です。
腰壁の役割
- キズ、汚れが付くのを防ぐ
- 装飾のため
- 耐水性をあげるため
- カウンターとして
キズ、汚れが付くのを防ぐ
通常、腰壁はもとより施工されている壁より強固な素材のものを施工します。
そのため、例えばペットと暮らす空間や、お子様が遊ぶ子供部屋など、
大人の腰ほどの高さに施工すればまず間違いなくキズ・汚れ防止としての役割を果たせるでしょう。
装飾のため
純粋に、お部屋のアクセントとして用いられることも多いです。
腰壁には木材タイプの腰壁や、タイル製のものなど様々な仕上げをすることができます。
同色でも異素材で雰囲気を変えたり、あるいはツートンカラーのように、
メリハリのある内装にするのもよいでしょう。
耐水性をあげるため
腰壁はシンク周りやトイレなど、水ハネや汚れを防ぐ目的でも施工されます。
石膏ボードや通常タイプのクロスは、基本的に水が直接かかるのはよくありません。
そのために施工をすることもよくあります。
キッチンやトイレなど、タイルなど耐水・防汚系の腰壁を施工することにより効果を発揮できます。
カウンターとして
上記で説明した腰壁とは少々変わり、壁を施工することによって上に物を置いたり、
キッチン側の目隠しをするカウンタータイプの腰壁もございます。
カウンターのある飲食店のみならず、住宅用キッチンとしてもしばしば用いられます。
家具ではなく下地から組み上げ、ボード材を貼り付けているので移動することはできません。
腰壁のデメリット
- 押縁部分にホコリが溜まりやすい
- 圧迫感を感じる場合がある
- 一度施工すると元に戻すのが大変
上記は弊社にて壁ボードの施工の大部分が完了した状態です。
矢印で示した部分が「押縁」で、部材と部材の端を繋ぐための材料で、
ここが出っ張っているためホコリが溜まりやすいです。
腰壁を施工した場合は、押渕部分は特に、定期的な清掃を心がけましょう。
また、壁が前に少しせり出すことや、デザインの都合上、圧迫感を感じる場合があります。
施工すると簡単に元の状態には戻せないため、施工する場合はじっくりと検討し、
施工業者と相談しましょう。
まとめ
以上、今回は腰壁とは? どのような役割を持っているのか
ざっくりとご紹介させていただきました。
簡潔なまとめ
- 腰壁とは、通常の壁に重ねて別の素材の壁材を、腰ほどの高さまで施工した壁の事を指す
- キズや汚れ、耐水・防汚などの目的として施工される
- 内装のアクセントとしても施工される
- 子供部屋やペットと暮らすお部屋、水回りなどへの施工がおすすめ
デメリットももちろんございますが、様々なメリットもありますので、
こんなものもあるんだなあと覚えていただければ幸いです。
オフィスの原状回復ドットコムでは、腰壁を含む内装の施工を行っております。
「通常の壁に腰壁を施工したいが、どうしたらよいか」
「間仕切壁を追加したいが、開放感を出したいため高さを検討している」
など、ご相談、お見積りはお気軽にどうぞ。
オフィスの原状回復ドットコム
では、個人宅からマンションやオフィス、商業施設のテナント、ホテル、学校など規模を問わず、原状回復工事、内装工事を承っております。
お見積り、ご相談は是非お気軽に弊社までご連絡ください。
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