明けましておめでとうございます。

オフィスの原状回復ドットコムのYでございます。

弊社は東京池袋を中心に関東一円でLGS工事やボード工事、
クロス・床仕上げ工事など内装工事一式を手がける内装会社です。

旧年中は格別のお引き立てをいただき、誠にありがとうございました。
弊社は本年も、皆様により一層ご満足いただけるサービス・施工をめざします。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 

さて、今回は

 

 

白色が持つ心理効果

 

についてお話してみようかと思います。
主にオフィスの内装に関する内容でお届けします。

関連して、前回記事「クリスマスの画像はなぜあたたかそうに見えるのか」
につきましても、よろしければ併せてご覧ください。

 

 

 

オフィスの天井、クロス（壁紙）、什器（書類棚など）は、多くの場合白色が採用されている

 

 

古くよりオフィスは天井を含め壁紙（クロス）、什器（書類棚など）など、
白を基調としたものを多く採用してまいりました。

 

白には

• 清潔感を感じさせる
• 始まりを感じさせる、気分を一新させる
• 健康、無限を感じさせる

 

といった色彩効果があります。
また、光を反射させ、黒色が引き立つ
といった一面もあります。
無彩色でもあるため、集中力も増す（余計な事に気を削がれにくい）
という効果も期待できます。

 

その他の理由として、「日本には四季があり、外が非常に色彩豊かなため、
バランスを取るようにオフィスでは白を基調とするようになった」という説があるようです。

実際に太陽の上らない時期や、一年を通して気温が低い地域などでは
比較的オフィスの内装に色を多く取り入れることが多いそうです。

 

 

白色が持つ、ネガティブな心理効果

 

 

逆に、白色が持つネガティブなイメージを列挙していきます。

 

• 冷淡
• 空虚
• 味気無さ

 

白は、清潔感のある印象を与える分、空虚感も場合によっては与えてしまいます。

もしも天井、壁、床が同じような明るさの真っ白な部屋にいたら、人は恐怖してしまうと言われています。
そこまで真っ白なオフィスは通常無いかとは思われますが、
もしも改装をする（依頼する）機会がありましたら念頭に置いておくといいかもしれません。

 

 

 

色彩心理効果参考サイト：伝つくラボ 

 

 

白色が持つネガティブな心理効果を払拭する方法

 

 

様々な方法が考えられますが、以下のような方法が考えられます。

 

• アクセントクロスを使用する
• 観葉植物や装飾品、什器や家具でメリハリをつける
• オフィスをパーテーションなどで区切り、照明や什器などが異なる印象のリフレッシュルーム（スペース）などを設ける

 

 

アクセントクロスを使用する

 

 

内装工事業者への依頼が必要となる方法ではありますが、
アクセントクロスを使用することで白を基調としながらも
目的に沿った効果を期待できる空間を作り上げることができるでしょう。

アクセントクロスと言っても必ずしも極彩色である必要はありません。
青みががったライトグレーや暖かみを感じるブラウンなどは取り入れやすいかと思われます。

 

 

 

観葉植物や装飾品、什器や家具でメリハリをつける

 

 

自然に存在するものは天然で強い色彩を持ち、エネルギーを感じられます。
濃い色の葉を持つ観葉植物は特にエントランスや会議室などに設置すると印象が大きく変わります。

 

また、クロスが白を基調としていても設置型パーテーションやチェアなどを有彩色のもので
統一すると、雰囲気が変わります。このような場合、色は統一感を出すと良いかと思われます。

時計など、壁に飾ることができるものに色を使用するのも効果的です。

 

 

 

オフィスをパーテーションなどで区切り、照明や什器が異なる印象のリフレッシュルーム（スペース）などを設ける

 

 

こちらも内装工事業者による工事が必要となってくる解決策とはなりますが、
通常の作業スペースと別にスペースを設け、リフレッシュできる空間や
気分を入れ替えられる空間を作り上げる方法です。

元来、人間は集中力を持続することができません。
そこでオフィスを区切り、コーヒーを飲んで休憩ができるスペースや、
深くリクライニングができるチェアなどを設置する企業も多くあります。

 

 

また、アイデアが必要なクリエイティブ職などでは特に、
会議室を特徴的な空間に仕上げていることが多いようです。

 

 

 

 

 

以上、今回は前回記事「クリスマスの画像はなぜあたたかそうに見えるのか」

に関連し、「白色が持つ心理効果」についてお話させていただきました。

 

まとめ

• 日本では四季により自然の色彩が豊かな事もあり、また集中力を増幅させるため、
  白を基調としたオフィスが多い
• しかし同様に、白には冷淡・空虚・味気無さが心理的にも感じられてしまう
• アクセントクロスやカラフルな什器、部屋を区切るなどしオフィスに彩りを与えるのもおすすめ

 

 

大企業などでオフィスの雰囲気を変えるような大きな内装工事を行うことはなかなか難しいかもしれませんが、
小中規模オフィスでの移転の際、次は色を取り入れたい、集中できる・あるいは心を癒せる空間が欲しい、
受付を特徴的にし、来客者へインパクトを与えたい などお考えの際ご参照ください。

もちろん、反対に白や無彩色を効果的に取り入れ清潔感のあるオフィスを作り上げたいということであれば、
その旨ご相談ください。

 

内装に関するレイアウト変更や原状回復工事、その他改修工事のご相談・お見積もりは
弊社に何なりとお申し付けください。