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オフィスに使われる断熱材について ②ロックウール
- 日本語,スタッフブログ
- 投稿日:2021年11月5日
お世話になっております。
オフィスの原状回復ドットコムのYと申します。
弊社は東京池袋を中心に関東一円でLGS工事やボード工事、
GL、クロス・床仕上げ工事など内装工事一式を手がける内装会社です。
早いもので、11月となりましたが、雨が降る日は寒く、晴れが続く日の日中は陽気があったり、
体温調節が難しい時期になりましたね…。
今回は、以前紹介した記事に続き、断熱材ロックウールについてお話します。
ロックウール
ロックウール断熱材の一種(JFEロックウール株式会社製)
ロックウールとは、火山岩系の天然の鉱石を高温で熱して溶かし、それを繊維状に加工成形して作った断熱材です。
以前紹介したグラスウールはガラス繊維を加工した材料ですが、作り方はかなり似ていると感じます。
※申し訳ございません。弊社施工の様子をお見せしたかったのですが確認できず…今回は参考画像にて失礼いたします。
2021年10月現在弊社では、ロックウールの施工は主に天井の岩綿吸音板としての施工がメインでした。
では、グラスウールとどういう点が異なるのかといいますと…
- コスト面ではグラスウールに劣る
- 耐湿性、耐火性はロックウールに分がある
- 断熱性や吸音性は大差なし
のようです。
コスト面
コスト面ではやはりグラスウールの方が優れているようです。
厚みやグレードによって差異はありますが、同程度の厚さであればグラスウールに軍配が上がります。
耐湿性、耐火性
耐湿性では、グラスウールは水分を吸わせてしまうと潰れたスポンジのように性能が低下してしまう上にカビが生えてしまいますが、ロックウールは水を弾き、断熱性が維持できます。
耐火性でも、ロックウールはグラスウールに比べ優れています。直火に曝された際はグラスウールが徐々に燃え溶けてしまう時間でもロックウールは耐えしのぐことができると言えます。
ただし、現実的には軽鉄やその他材料に燃え広がったりする可能性もあるので断熱材にグラスウールではなくロックウールを使用したから平気…ということにはならないので、注意は必要です。
断熱性・吸音性
断熱性や吸音性は両者ともに大差が無いようで、予算や施工方法を総合的に判断し、厚みやその他ボードなどの吸音層の仕上がり具合で変わってくると言えるでしょう。
ただし、密度が低くなると吸音の特性が異なるようです。
この辺りは実際に施工を行う際にどのような場所で、どういう目的で使用されるか
ぜひとも我々に相談していただきまして、都度判断させていただければと思います。
オフィスの原状回復や、内装工事をお考えの皆様もオフィスで疑問や不満、工事を見積もる際、
理想としていることなどございましたら、ぜひともご相談ください。
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