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ジム・美容室・飲食店で違う下地ルール|業種別に押さえる3つのツボ|原状回復に効く内装の考え方
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- 投稿日:2026年02月5日
このページの目次
ジム・美容室・飲食店でこんなに違うんだ!
事務員目線で見た「下地ルール」のおはなし
こんにちは。オフィスの原状回復ドットコムで事務をしているMです。
普段は見積りや電話対応が中心ですが、最近は現場を見学する機会が増えました。
そこで一番びっくりしたのが――
「同じ店舗工事でも、業種で下地の考え方がまったく違う」ということ。
しかもその違いは、退去時の原状回復費用に直結します。
見た目は同じクロスや床なのに、ジム・美容室・飲食店では“裏側の作り方”が別物なんです。
今日は、専門用語はできるだけ少なめで、施主さん目線でまとめてみます。
そもそも下地ってなに?

池袋の現場にて
クロスや床は“仕上げ”。
その下にある骨組みやボードが“下地”です。
現場の職人さんに教えてもらった一言が印象的でした。
|「仕上げは同じでも、目的が違えば下地は変わる」
なるほど…!
業種ごとに、守りたいポイントが違うんですね。
そしてこの下地が、退去時の復旧方法を大きく左右します。
ジム=とにかく“耐える”下地
スポーツジム(フィットネスジム)の現場で驚いたのは、床の頑丈さ。
マシンは数百キロ、ダンベルはドンッと落ちる前提です。
事務員の私でもわかるポイントはこの3つ。
- 床は点で重さがかかる
- 壁には鏡や器具が付く
- 振動と音が出やすい
だから、
- 床に合板を重ねたり
- ゴムマットを敷いたり
- 壁に補強を入れたり
見えないところに手間がかかります。
よくある失敗は、人工芝をそのまま貼って床が鳴ったり、鏡の下地がなくて後から付けられないケースだそうです。
原状回復の注意
ジム仕様の床は簡単に戻せないことが多く、
「どこまでがテナント負担か」で揉めやすいそうです。
契約前に復旧範囲を決めておくのが大切ですね。
美容室=主役は“水まわり”
美容室の現場では、シャンプー台の周りが特別扱い。
- 水がこぼれる
- 湿気がこもる
- 排水のメンテナンスが必要
そのため、
- 床や壁に耐水の材料
- 排水の勾配
- 点検口
など、家のキッチンやお風呂に近い考え方になるんですね。
「見た目はおしゃれでも、裏はけっこう実用的なんだよ」と現場監督さんが笑っていました。
水が絡む工事は、下地を甘く見ると後からトラブルにもなると聞きました。
原状回復の注意
配管や防水が絡むと、解体範囲が広がりがち。
「見た目だけ戻せばOK」にならないケースが多いそうです。
飲食店=ルールが一番きびしい
飲食店は、強さや水だけでなく“法律”が関係します。
- 保健所の基準
- 不燃材料
- 換気やダクト
事務員の私が一番驚いたのは、
「あとから変えられないことが多い」という点。
ダクトの位置や不燃の決まりを後出しすると、天井をやり直すこともあるそうです。
飲食は最初の計画がとにかく大事なんですね。
原状回復の注意
最初の計画ミスがそのまま原状回復の難易度に直結します。
不燃仕様やダクトルートは大工事になりやすく、
退去時の見積りが想像以上になることもあるそうです。
だから同じ広さでも金額が変わる
10坪のお店でも――
- ジム → 補強と防振
- 美容室 → 配管と防水
- 飲食 → 不燃と換気
必要な工事が違うので、見積りも変わります。
「坪いくら」で単純に比べられない理由が、やっと腑に落ちました。
施主さんが知っておくと安心な3つ
現場を見て学んだ、質問ポイントをメモしておきます。
1|壁に何を付けますか?
(鏡・棚・器具で下地が変わる)
2|水は使いますか?
(防水や点検口が必要か)
3|飲食なら保健所・消防の条件は?
(あとからだと大工事になる)
これだけでも、打ち合わせがグッとスムーズになるそうです。
おわりに
現場に行くまでは、内装は“見た目の世界”だと思っていました。
でも実際は、業種ごとに理由のある裏側があって面白いです。
下地の選び方ひとつで、
退去時の原状回復費が大きく変わる――。
これから出店される方や、将来の退去を考えている方の参考になればうれしいです。
また事務員目線で「へぇ~!」と思ったことを紹介しますね。
これからも当ブログでは、施工現場の様子や工事の豆知識などを発信してまいります。
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