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オフィスの防寒対策について考える

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お世話になっております。
オフィスの原状回復ドットコムのYでございます。
弊社は東京池袋を中心に関東一円でLGS工事やボード工事、
クロス・床仕上げ工事など内装工事一式を手がける内装会社です。

 

12月も半ばとなり、いよいよ厳寒期が到来してまいりました。

そこで今回は、

 

オフィスの防寒対策について考える

 

というテーマで私見を述べたいと思います。
「照明器具により、気分を明るくする」というテーマ
前回記事も併せてご覧いただければ幸いです。

 

 

 

 

ほとんどの場合において、冷気は窓からやってくる

 

 

早速本題に入りますが、オフィス・住宅いずれの場合も
冷気は窓からやってくることが多いのをご存知でしょうか。

そして、大きく分けてその要因を2つ挙げてみます。

 

  • すきま風が入ってきてしまっており、部屋(オフィス)が冷やされている
  • コールドドラフトが発生してしまっている(後述します)

 

すきま風については、読んで字のごとくとなりますが、経年劣化により
オフィス・住宅に歪みが生じ、窓を閉め切っているにも関わらず窓のそばに寄ると、
あきらかに冷気を感じることがあります。

歪みは、窓付近から生じているからと言っても
窓の建付け以外に、周辺の壁部分の断熱材の気密性の低下なども考えられるため、
あまりに酷いようであれば管理会社(ビルオーナー)に連絡し、
その後現地調査を依頼することになるという流れが一般的です。

窓は構造上、「開口部」となり強度として脆く、また気密性が失われやすい場所と言えます。
すきま風が発生しており、特に窓の開け閉めが困難となっているようであれば
相談し、必要に応じて工事を依頼すべきかと思われます。

 

では、2点目のコールドドラフトとは何なのでしょうか。

 

 

 

コールドドラフトとは?

 

コールドドラフトとは、単刀直入に「底冷え」の事です。
暖房や、人の熱で暖められた空気は冷えた窓ガラスによって冷やされ、
足元に流れ込んでいきます。

いくら暖房をつけていても部屋の上辺だけの空気が暖かくなっており、
オフィスで作業していてもどうも暖かさを感じない…ということが発生します。

では、この場合対策の仕様がないのかというと、そうではありません。
以下に、皆様でもできる対策をまとめてみました。

 

 

 

コールドドラフト(底冷え)への対策方法

 

  1. 断熱シート(フィルム)を貼る
  2. 断熱カーテン(ロールスクリーン)を取り付ける
  3. 空気を攪拌し、冷気・暖気が混ざるようにする
  4. 冷気層を温めるよう、窓際にヒーターを設置する
  5. 複層ガラスに取り替える

 

 

1.断熱シートを貼る

 

近年、100円ショップなどでも商品として注目されていますが
断熱シートを貼り、空気の層を作ってやることで暖房効率が上がるとのことです。

見た目は梱包用のシート(いわゆるプチプチ)に似ており、
見た目にこだわらないのであれば、それらを貼り付けるだけでも十分な性能が得られるはずです。

しかしながら、上述したように各社から様々な製品が発売されているため
調べてみるといいかもしれません。

参考:株式会社ニトムズ 『窓ガラス断熱シート』商品ページ(外部サイト)

 

 

 

2.断熱カーテン(ロールスクリーン)を取り付ける

 

通常より厚めのカーテンを取り付けることで、エアコンの空気が窓によって冷やされるのを防ぎ、
窓の冷気をカーテンでシャットアウトする方法です。

オフィスではなかなか採用しづらい方法かもしれませんが、
住宅のカーテンを変えてみると効果を感じられる場合が多く、
上記の断熱シートと合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

3.空気を攪拌し、冷気・暖気が混ざるようにする

 

「コールドドラフト」(底冷え)は冷気が足元に溜まることで発生します。
エアコンの暖気を部屋中に行き渡らせるようにするには、
サーキュレーターを使い冷気を持ち上げ、上辺に留まっている暖気を循環させることで解決できます。

こちらのサイト(外部サイト)がかなり参考になるかと思われます。
置き場所など参考になればと思います。

 

 

 

4.冷気層を温めるよう、窓際にヒーターを設置する

 

窓際で冷え、留まっている空気を暖めるという手法です。

近年では窓下用ヒーターという商品があるようです。
再び外部サイトではございますが、このような対策もあるのだと
参考になれば幸いです。→窓用ヒーターの人気おすすめランキング

 

 

 

5.複層ガラスに取り替える

 

列挙した中で唯一工事が必要になってまいりますが、
2枚以上合わさっているガラス」の事を複層ガラスといい、
ガラスそのものに空気層を用いて、冷気の侵入を和らげ、結露の防止効果も見込めるなど
多くのメリットがあります。

防寒面では大変効果的な複層ガラスですが、
「熱割れ」という部屋の内外での温度差によるガラスの割れや、
ガラスが二枚以上あることから音が「共鳴」してしまい音が伝わりやすくなってしまう点、
また純粋にコストが高くなってしまうデメリットは出てきてしまいます。

 

 

以上、5つの点で窓から侵入する冷気を防ぐ方法を挙げてみました。
それほど窓は防寒・断熱上重要なポイントであることがわかります。

ビルのワンフロアすべて借り上げているような場合は簡単に対策できないかもしれませんが、
お部屋が寒いということでお悩みであり、解決策の1つになれば幸いです。

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

今回はオフィスの防寒対策の中から
に絞って紹介しました。

 

総じて言えることは、

  • 暖房器具で暖めた空気は窓で冷やされやすい
  • 窓にカーテンや断熱シートを設置したりして冷気をシャットアウトするか、
    冷気をピンポイントで暖める、または空気の循環をする

 

等の対策が有効であるということです。

 

もちろん、窓だけ対策すればお部屋の防寒がすべて解決できるとも限りません。

お部屋の寒気に悩まされている、工事により効果的に断熱をしたいなど、不明点などございましたら、
お気軽に弊社へもお問い合わせください。

 

 

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