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【軽天工事】軽量鉄骨の自由度について
- 日本語,スタッフブログ
- 投稿日:2021年12月1日
お世話になっております。
オフィスの原状回復ドットコムのYでございます。
弊社は東京池袋を中心に関東一円でLGS工事やボード工事、
クロス・床仕上げ工事など内装工事一式を手がける内装会社です。
今回は、
軽量鉄骨の自由度について
その言葉の意味と、私見を述べたいと思います。
また、その中で今回は、
造作壁
について紹介していきます。
![](https://www.office-genjoukaihuku.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/11/軽量鉄骨の自由度について.png)
軽量鉄骨とは?
弊社でも受領することの多い工事である、軽天工事
その材料が軽量鉄骨(LGS)となります。
今回は、軽量鉄骨ならではの自由度を活かした施工写真を交え、
その様子をお伝えできればと思います。
オフィスの移転や、改修工事を行う上で
「フロアの中でこの部分は防音性の高いパーテーションが欲しい」
「ここに一枚、受付としての2枚目の扉が欲しい」
と考えることがあるかと思います。
しかし、一般的な衝立(ついたて)・パーテーションでは防音性上心もとないと思えたり、
会社の玄関口となる受付はデザイン性の高いものを採用したい、と考えることもあるかと思います。
造作壁とは? 造作壁の特徴
パーテーションには金具を設置し、フロアを完全に(または上部のみを開口し)区切るものと、
いわゆる衝立のような手持ちで移動できるようなものがありますが、
このうち前者を「施工型パーテーション」と呼びます。
施工型パーテーションは、かつてはオフィスになじむよう白い壁のようなものが多かったものの、
現在ではオフィスの雰囲気に合った黒やブラウン、木目調のものなど多彩な種類が増えました
しかし、弱点として
「高い遮音性を求められる箇所には向かない」
「デザイン性を強く求められるところには向かない」
といったデメリットがございます。
それらに対し、おすすめしたいのが造作壁 です。
造作壁とは、軽量鉄骨で通常の壁として施工した壁となります。
軽量鉄骨は、自在に曲げることも可能なため、デザイン性の高い壁の施工も可能です。
![軽量鉄骨で作成した曲面の様子](https://www.office-genjoukaihuku.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/11/210908_7.jpg)
曲面上に設置された軽量鉄骨
上の写真は曲面の壁を作成するための施工を始めたばかりの様子です。
下の2枚の写真は、箇所は違いますが以下のように・・・
![曲面の壁(下地)](https://www.office-genjoukaihuku.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/11/211007_0.jpg)
曲面の造作壁(下地)
![曲面の壁(ボード施工途中)](https://www.office-genjoukaihuku.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/11/211007_3.jpg)
曲面の造作壁(ボード施工途中)
施工途中ではございますが、このようにカーブを描いた壁を作れるのが
造作壁のメリットです。
もう一点、メリットとして挙げられるのは遮音性を高められる点です。
通常の壁として施工可能なので、ご要望に応じてグラスウールを充填したり、
遮音性の高い壁材を使用することも可能です。
また、デザインに応じて塗装や、装飾などを施すことも可能です。
このように、軽量鉄骨での下地組は通常の天井や壁だけでなく、
店舗のカウンターやフロアの中にさらに部屋のようなものを施工したい場合など、
高い自由度で施工することが可能です。
造作壁のデメリット
造作壁は、通常の壁としての施工と同様となってまいります。
それゆえ、
- ・施工型パーテーションと比べ、施工に時間的・費用的なコストはかかる
- ・自由にレイアウト変更ができないため、工事の依頼の際は綿密に計画を立てておく必要がある
- ・解体の際も廃材が多くなり、処分が大変である
という点はどうしても出てまいります。
しかし、オフィスの移転や業種転換など大規模なレイアウト変更を必要とする場合
選択肢の1つとして考えていただければと思います。
まとめ
![](https://www.office-genjoukaihuku.com/wordpress/wp-content/uploads/2021/11/まとめ-.png)
今回は施工写真を交えて、軽量鉄骨の自由度について説明させていただきました。
内装工事において、軽量鉄骨での下地組工事は需要の高い工事であり、
その上施工に関する自由度もかなり高いということをお伝えさせていただきました。
しかし、通常では壁の内部をご覧になり、知る機会はなかなか無いかと思われます。
今後もこのようなことをお伝えしていけたらと思っております。
その他、ご不明な点や、内装工事のご要望等ございましたら、
お気軽にお問い合わせください。
では、個人宅からマンションやオフィス、商業施設のテナント、ホテル、学校など規模を問わず、
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